【NEWSIS】『イカゲーム』シリーズを手掛けたファン・ドンヒョク監督が、12・3非常戒厳事態について「弾劾であれ、自ら退く下野であれ、できるだけ早く責任を負うべき方が責任を負い、幸せで祝福あふれる年末を国民に返してほしい」と語った。 ファン・ドンヒョク監督は9日午前、ソウル市中区で行われた動画配信サービス「NETFLIX」オリジナルシリーズ『イカゲーム』シーズン2の制作発表会に出席し、非常戒厳に関する質問を受け、そのように答えた上で「『イカゲーム』シーズン2がこのような時局に直面する中で公開されるのも、運命ではないだろうか」と述べた。◆【写真】ポーズを取る『イカゲーム2』の豪華キャストたち

 ファン・ドンヒョク監督はこうした状況において『イカゲーム』シーズン2を公開することになり、気が重いと打ち明けた。ファン・ドンヒョク監督は「誰もがそうだったと思うけれど、非常戒厳宣布を信じられなかったし、その状況を寝ないで見守っていた」と語った。そして「大統領の弾劾をめぐる生中継も見届けた。このように話にならないことで全国民が眠れず、街に繰り出さなければならず、憂うつな気持ちや恐怖心を抱いて年末を過ごすということに、国民の一人として腹が立つ」と主張した。 ファン・ドンヒョク監督は、『イカゲーム』シーズン2を見ると、この作品のストーリーが現在韓国で繰り広げられている状況と重なって見えるかもしれないと述べた。 ファン・ドンヒョク監督は「『イカゲーム』シーズン2は、韓国だけでなく、全世界で繰り広げられている衝突や分裂、そして激変とつながると思うし、そういうシーンを視聴者が発見することになるだろう」とした上で「『イカゲーム』シーズン2を見ることは、この世の中を見ることとかけ離れてはいないと思う」とコメントした。

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