【NEWSIS】ガールズグループNewJeansのメンバーでベトナム系オーストラリアの国籍を持つハニ(20)が、HYBE内での「職場いじめ」に関連して、所属レーベルADORの措置は十分ではなかったと語った。 ハニは15日午後、ソウル市汝矣島の韓国国会で開かれた環境労働委員会(環労委)の国政監査に参考人として出席し、「(キム・ジュヨンADOR代表が)最善を尽くしたとは思わない。十分にやるべきことがもっとあった」としてこのように指摘した。◆【写真】国会に姿を見せたNewJeansハニ

 「最初に、引き続き守ってあげたいとおっしゃられたが、私どもを守ろうと思うのであれば戦わなければならない。なのに戦う意志も、何らかの措置を取る意志もなく、最善を尽くしたとは言えないように思う」と一線を画した。 併せてハニは「今後もっと最善を尽くしてもらえればうれしい、と言えばこの問題もやり過ごすことになるだろうと、非常によく理解している。これから未来について語る前に、早くこの問題を解決してもらいたい」と強調した。 先にハニは、HYBE社内で仲間外れにされた問題で関連措置を取ってほしいと要求した。ハニの要求に関してADORのキム・ジュヨン代表は「ハニの主張を信じている。残念ながら、証拠の確保はできなかった状況」としつつ「わたしが取り得る措置は全部取ったと思っているが、ハニがこうした心情を抱き、こうした状況にまで至ったことを考えると、わたしがもう少しうまくできる部分があったのではないだろうかと振り返っている」と語っていた。 これに対してハニが反論するや、キム代表は「ハニの言うように、アーティストの声にもっと耳を傾けてコミュニケーションを強化したい。現在の状況において当事者間の主張が食い違っている部分があり、事実関係を確認することが重要。現在進行中の労働庁の調査に誠実に協力し、事実関係をはっきり明らかにできるように最善を尽くしたい」と付け加えた。

◆【写真】国政監査で涙を流すNewJeansハニ◆【写真】国政監査に出席したキム・ジュヨンADOR代表◆NewJeansハニ、きょう国政監査でいじめ問題めぐり証言…アイドルの「労働者性認定」がカギ

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