K-POP
NewJeansメンバー 事務所前代表の解任に心境吐露
【ソウル聯合ニュース】韓国ガールズグループ、NewJeans(ニュージーンズ)のメンバーが2日、グループのプロデュースを手掛けるミン・ヒジン氏が先月27日に所属事務所ADOR(アドア)の代表取締役を解任されてから初めて心境を吐露した。 芸能関係者によると、メンバーのダニエルは同日、ファン向けコミュニティーアプリ「Phoning」で「(ミン)代表が解任され、いろいろと大変で悩むことが多くなりました」として「しばらくの間メンタル崩壊状態でした。とても不安でした」とつづった。 また、「いつも明るく幸せな姿だけをBunnies(NewJeansのファン)に見せたかったです」と無念さをにじませた。 ミンジもこの日、「今日はこんなことがありました、あんなことがありましたと話したかったのですが、それができなくなってもう1週間ほどになりました」としながら「心配し、慰めてくれるたくさんのBunniesに大丈夫だと言っていたわってあげたかったのですが、今回は自信がありません」と書き込んだ。 続けて「私たちの良いことだけ話そうとしても時間が足りないのに、なぜこんな不必要な苦労をしなければならないのか、とても申し訳なく、何も解決できない自分がとても歯がゆかったです」とし、「これを書いている今も昨日と同じように私にできることはなく、きちんと解決されたことは一つもありません」と明かした。 ハニは、NewJeansの公式SNS(交流サイト)にギターを持って自作曲を歌う約3分の動画を投稿した。 アドアはミン氏が同社の社内取締役として残り、NewJeansのプロデュースを続けると発表したが、同氏は自らに不利な条項が含まれているとしてプロデュース業務委任契約書への署名を拒否している。 双方の対立は、NewJeansのミュージックビデオ(MV)が掲載されている外部SNSを巡る「場外乱闘」へと拡大している。 NewJeansの「OMG」「ETA」「Ditto」などのMVを製作したクリエーティブスタジオ「イルカ誘拐団」のシン・ウソク監督は、自身のSNSで「アドアからの削除要求により、これまでにイルカ誘拐団が作業したNewJeansのMVと関連映像やチャンネル、今後アップロード予定だった映像は全て公開できなくなりました」と伝えた。 また、NewJeansの世界観を表現する非公式アカウント「バン・ヒス」のユーチューブチャンネルからも関連コンテンツが削除された。 シン氏は、イルカ誘拐団とバン・ヒスのユーチューブチャンネルは作品のアーカイブを目的として運営しており、収益は発生しないとして「今日をもってイルカ誘拐団とアドアの協業は不可能になりました」と不快感を示した。 これに対しアドアは、削除を要請したコンテンツは広告主との協議なしに無断で掲載されたものであり、アーティストの権利を守るためだと反論。全てのコンテンツについて削除やアップロード中止を要求した事実はないとして、シン氏側がNewJeans関連の映像全ての削除を要求されたと虚偽の主張を流布していると強調した。