【NEWSIS】俳優チャン・グンソクが甲状腺がんと診断された当時の心境を打ち明けた。　チャン・グンソクはユーチューブ・チャンネル「僕はチャン・グンソク」で22日に公開した動画で、がんと診断されたことについて「最初はなかなか受け入れられなかった」と打ち明けた。そして「37年間生きてきて、それなりにいろいろなことを経験したと思っていたけれど、どうして僕が…。誰かのせいにするような、恨みの対象はなかった。ただ受け入れるしか…。僕はその先で自ら脱出口をつくることにした」と主張した。◆【写真】タキシード姿のジェントルなチャン・グンソク＝SBS演技大賞

　その後、あてもなく済州道に旅行に出掛けたときの様子を公開した。チャン・グンソクは済州で旅行を楽しみながら「いつかこういうのやってみようかな」と語った。そして「俳優や芸能人たちがテレビにしばらく出てこないと、『どうしているのかな？』と思っていた。一日をどのように過ごしているのか気になっていた。退院してから五日間、まったく家から出られなかったんだけど、本当におかしくなりそうだった。まったく家の外に出なかった」と打ち明けた。

　また、チャン・グンソクは「もともと歩くのも好きじゃないし、散歩も好きじゃないので、家の外に出ることがないではないか。ただテレビを見て、携帯電話を見て、ユーチューブを見て過ごしていた」と説明した。その上で「本当にすごくいい」と旅行に対する満足感を示した。　チャン・グンソクは動画の最後に、心境を伝える字幕を付けた。チャン・グンソクは「きょうもあてもなく、どこかに向かう。それで何を感じたかって？　生きていく上で、何かを選択しなければならないとき、ものすごく悩みためらうには、僕たちに与えられた時間が、十分ではないということ。そして肯定の力を信じること。結局は、それが自分の人生を否定せず、後悔しない唯一の方法」と伝えた。

　なお、チャン・グンソクは16日、甲状腺がんで闘病生活を送っていたことを告白した。チャン・グンソクは昨年10月ごろ甲状腺がんと診断され、今年5月に手術を受けたという。　また、チャン・グンソクは最近公開された動画共有サイト「NETFLIX」のバラエティー番組『ザ・インフルエンサー』に出演した。

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