【NEWSIS】ドラマ制作会社「来夢来人」のキム・ドンレ代表取締役が、経営権を巡って争っている俳優イ・ジョンジェ(51)を詐欺の疑いで警察に告訴した。 ソウル・江南警察署は、イ・ジョンジェとパク・インギュ元WYSIWYG Studios代表取締役に対する詐欺(特定経済犯罪法違反)容疑での告訴状を今年6月に受理し、捜査を進めているという。同署が10日に明らかにした。現在、イ・ジョンジェとパク元代表は容疑者として警察に立件された状態だ。◆【写真】イ・ジョンジェ、韓国人俳優として初めて「スター・ウォーズ」に登場…『アコライト』記者懇談会

 キム代表は、イ・ジョンジェ側が、来夢来人の株式を取得したら韓国国内のエンターテインメント企業のマネジメント部門を引き継いで米国の芸能プロダクションから投資を誘致する等、「企業成長」に有利であるかのようにだまして株を手に入れた-と主張していることが分かった。 また、イ・ジョンジェが経営権を引き継いだ後も共に経営することにしていたのに、約束を守らなかった、とも主張していると伝えられている。 一方、イ・ジョンジェが最大株主のアーティスト・ユナイテッドは同日、声明を出して「キム代表の主張は一つも事実関係と一致しない」とし、「警察の調べの過程で、客観的資料と証拠を通して詳細に立証する計画」と表明した。 またアーティスト・ユナイテッド側は、キム代表を虚偽告訴および特定経済犯罪法上の詐欺余技で告訴した、とも伝えた。

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