【NEWSIS】2024年パリ・オリンピック卓球女子シングルス準決勝に進出した申裕斌(シン・ユビン、20)=大韓航空=選手がおやつを食べる様子が中継カメラに相次いでキャッチされ、あらためて人々の注目を集めている。 各オンライン・コミュニティでは2日、氷のうを頭の上に乗せたままエネルギーゼリーを食べる姿、オ・グァンホン監督が話をしている最中にバナナを取り出して食べながらうなずく姿など、申裕斌が1日の試合中に見せた「おやつタイム」の映像がシェアされた。◆【動画】申裕斌、頭に氷のうを乗せてゼリーをパクリ 「すごくかわいい!」

 申裕斌はこの日、フランス・パリのパリ南アリーナで行われたパリ・オリンピック卓球女子シングルス準々決勝で、日本の平野美宇(世界ランク13位)をゲームカウント4対3(11-4、11-7、11-5、7-11、8-11、19-11、13-11)で破った。 これに先立ち、林鐘勲(イム・ジョンフン)=韓国取引所=と組んで混合ダブルスで銅メダルを手にした申裕斌は、二つ目のメダル獲得を目指し、一歩前進した。 申裕斌は今回の対決前、平野美宇とは対戦成績1勝1敗で互角だった。昨年の杭州アジア大会団体戦の準決勝で平野美宇にゲームカウント1対3で敗れた申裕斌は、この日勝ったことで見事に雪辱を果たした。 韓国の選手がオリンピックでシングルス準決勝に進出したのは、2004年アテネ大会の柳承敏(ユ・スンミン)=金メダル=、金暻娥(キム・ギョンア)=銅メダル=以来、20年ぶりのことだ。 申裕斌は試合直後に行われたインタビューで「(20年ぶりの準決勝進出とは)わたしも知らなかったけれど、ただ1試合1試合やっていたら、このようによい結果を得ることができた」とした上で「まだ終わったわけではない。しっかり食べて、しっかり休んで、しっかり相手の分析をして、競技力をよりいっそう強化して試合に臨みたい」とコメントした。 さらに「おやつを食べなかったら第7ゲームで勝てなかったかもしれない。体力をものすごく消耗し、途中で力が抜けてしまった。母親がつくってくれたおにぎりとバナナをしっかり食べて臨んだことが、勝利できた要因ではないかと思う」と話し、パリまで来てバナナやおにぎりなどおやつを用意してくれた母親に感謝の気持ちを伝えた。 これに先立ち、申裕斌はこの日午前、パリ南アリーナで行われたパリ・オリンピック卓球女子シングルス3回戦で、試合の合間にバナナを食べていた。 先月30日に行われた混合ダブルス3位決定戦の直前には、おにぎりとモモを食べた。特に、申裕斌は弁当箱からおにぎりを取り出し、携帯電話で撮影するなどした。 これを見たインターネットユーザーたちは「申裕斌は食べるのも器用」「見ているだけで幸せになる」「裕斌、やりたいこと全部やって」「申裕斌選手に早く広告をオファーして」「すごくかわいい」など、さまざまな反応を示している。

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