【ソウル聯合ニュース】韓国のガールズグループ、ＮｅｗＪｅａｎｓ（ニュージーンズ）の曲「Ｂｕｂｂｌｅ　Ｇｕｍ」（５月２４日リリース）を巡り英バンドのＳｈａｋａｔａｋ（シャカタク）側が同バンドの曲「Ｅａｓｉｅｒ　Ｓａｉｄ　Ｔｈａｎ　Ｄｏｎｅ」の盗作であると主張している問題で、所属事務所のＡＤＯＲ（アドア）は２３日、ＳＮＳ（交流サイト）で「事実ではない」と改めて否定した。　ＡＤＯＲは「無断使用」という指摘は全く事実ではないとし、「二つの曲はコード進行からＢＰＭ（１分当たりのビート数）、全般的な曲の雰囲気や流れが違う」と主張した。　そのうえで、短い一部のメロディー展開に類似性があると判断されるものの、このメロディー展開は「Ｅａｓｉｅｒ　Ｓａｉｄ　Ｔｈａｎ　Ｄｏｎｅ」よりも前に発表された曲から現在に至るまで、ポピュラー音楽によく見られる形と指摘した。　ＡＤＯＲは先ごろ、親会社のＨＹＢＥ（ハイブ）を通じ、「Ｅａｓｉｅｒ　Ｓａｉｄ　Ｔｈａｎ　Ｄｏｎｅ」の権利を持つ英企業がＨＹＢＥに送った電子メールを確認したと明らかにした。これを受けＡＤＯＲは「Ｂｕｂｂｌｅ　Ｇｕｍ」の作曲家に事実確認を行い、該当の曲を聞いたことがなく、無断使用していないことが分かったと説明した。　また問題の指摘があった直後に海外の著名な学者２人に対し、専門的な分析を依頼したと明らかにした。　ＡＤＯＲはＳｈａｋａｔａｋ側に対し、さらに反論するのであれば信頼できる分析レポートを提出してほしいと要請した状況とし、盗作か否かを判断するために類似性をチェックするレポートの提出を要求するのは自然な手続きだと説明した。　ＡＤＯＲはまた、同問題を巡り、ＨＹＢＥが解決策の模索に向けＡＤＯＲに協力する積極的な態度を示さなかったと批判した。