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SBS『それが知りたい』が故ク・ハラさんの金庫盗んだ犯人探し 「20-30代、身長180センチの顔見知りと推定」
【チョソン・ドットコム】SBSの時事教養番組『それが知りたい』が、ガールズグループKARA出身の歌手、故ク・ハラさんの金庫盗難事件に再び光を当てる。金庫を盗んだ犯人を見つけ出すための通報も受け付けている。 15日に放送された『それが知りたい』のエンディングでは、「ク・ハラさん金庫盗難事件」の予告編が流れた。ク・ハラさんは2019年11月に突然この世を去った。◆【写真】故ク・ハラさん宅の防犯カメラに捉えられた塀を乗り越える男の姿
予告編にはク・ハラさんの実兄が出演し、「妹の四十九日が終わって、妹の知人が『お兄さん、金庫どこにやったんですか?』と言った」「徹夜で映像を探した。映像が途切れており、カメラを木の葉で覆っている」と語った。ク・ハラさんの知人は「面識があり、(金庫の)中に何が入っていたか知っている人間」と語った。 制作スタッフは、ク・ハラさんの自宅外部の防犯カメラ映像も公開した。映像には、塀を乗り越える男の姿が収められていた。番組関係者は「この男に関する通報を受け付けている」「身長180センチで細身。20代から30代と推定され、度付きの眼鏡をかけている」と伝えた。 これに先立ち2020年1月、ク・ハラさんの葬儀が終わった後、家族が外出した際、ク・ハラさんの清潭洞の自宅に男が侵入した。防犯カメラに映っていた男は、眼鏡とマスクを着用して顔を隠し、手袋をはめていた。男は玄関の暗証番号を入力し、ドアが開かなかったことから壁を登って2階のバルコニーから家に入った。 この男は縦横およそ30センチの金庫だけを盗んで逃げ、ほかの高価な品には触れなかった。金庫には契約書や以前使っていたスマートフォンなどが保管されていたという。 ク・ハラさんの知人は、犯人が自然に玄関ドアの暗証番号を押して入ろうとしていた点や、家の内部構造を詳しく知っていたことなどから、この男はク・ハラさんのことをよく知っている人物か、さもなくはその人物の指示を受けた第三の人物の仕業と考えている。当時、警察は9カ月以上にわたり捜査を行ったが、結局犯人を特定できず、捜査は終了した。 『それが知りたい』の「ク・ハラさん金庫盗難事件」編は22日に放送される。
◆【写真】殯所に掲げられた故ク・ハラの遺影◆故ク・ハラさん、KARAデビューから11年の足跡◆故ク・ハラさん、「バーニング・サン事件」めぐる警察の癒着暴露の隠れた立役者だった…BBCドキュメンタリー公開