写真提供=YGエンターテインメント

 【NEWSIS】アイドルグループBIGBANGのリーダーでソロ歌手としても活動しているG-DRAGON(35、本名クォン・ジヨン)が、KAIST(韓国科学技術院)機械工学科の招聘教授に任用された。 5日、KAIST本院の柳根哲(リュ・グンチョル)スポーツ・コンプレックス(大田市儒城区)で開かれた「イノベート・コリア2024」で、G-DRAGONの招聘教授任用式が行われた。◆【写真】唯一無二のアイコン、G-DRAGONが振りまく独特なエネルギー

 今回の任用は、KAISTで開発した最新科学技術をKコンテンツや文化産業につなげて、韓国文化のグローバルな競争力を拡大するために進められた。 G-DRAGONは任用状を受け取り、「まだ長く生きていないけれど、長生きしてみるものだな。実はまだ面食らっている部分もある」と打ち明けた。その上で「僕は実は子どものころから、それなりに天才だと言われてきた。だけど僕は天才じゃない。ここの大学生の皆さんが本物の天才じゃないだろうか。共に過ごせば天才みたいになれるんじゃないかと思うので、これから互いに学ぶことができればうれしい」と伝えた。 さらに「同じ分野でこそないけど、学生たちが創意を持って新しいものに挑戦することに、僕は少しでも手助けをしたい。そういう兄のような感じで、学生たちと近いところで役割を果たせればうれしい」と、教授ポストに臨む自らの姿勢について語ったG-DRAGON。 そうして「僕も『科学とは何か?』と言われると説明できる自信はない。僕は職業が大衆歌手なので、人々が難しいと思うことを、僕という媒介物を通じて簡単に理解してもらえたらうれしい。僕がどういうわけか学校にいることになるので、被害は絶対に与えないようにしたい」と感謝を伝えた。 G-DRAGONは学部生および大学院生を対象とするリーダーシップ特別講義を担当する予定だ。世界的なアーティストとしての経験を共有し、世界を見渡すビジョンと洞察力、挑戦目標を開拓する意志とインスピレーションを学生たちに植え付ける方針だ。任用期間は今月から2026年6月まで。またG-DRAGONはKAISTのグローバル・アンバサダーにも任命され、海外へのPRに力を注ぐ。

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