【NEWSIS】男性アイドルグループVICTONのメンバーだったド・ハンセが、アイドル音楽の主要広報手段である音楽番組に対し、否定的な見方をしていることを打ち明けた。　業界関係者が10日語ったところによると、ド・ハンセは最近、ファン向けコミュニティープラットフォームを通じて「音楽番組ってすごくいいんだけど、まったく割に合わない」と主張したという。◆【写真】新譜『chaos』を引っ提げて戻って来たVICTON

　ド・ハンセは「第2世代の先輩たちのようにCDが出て、ものすごい広報効果があるわけでもない。1週間各音楽番組に出るのに1000万ウォン（約114万円）かかる。最近は上がっているかもしれないけれど、僕のときは1回の放送で5万ウォン（約5700円）受け取った」と打ち明けた。　ヘア＆メイクアップ費用、スタイリング費用、スタッフの食費やおやつ代などに加え、舞台セットまで用意すると、1週間に2000万ウォン（約228万円）ほどかかるという。　ド・ハンセは「これらはすべてアイドルにのしかかってくる借金」と解釈した。そして「音楽番組に1週間、2週間出るのなら、ミュージックビデオをもう1本、格好よく撮ることができるだろう」と語った。　さらにド・ハンセは「精算を受けるアイドルグループはほとんどない」とした上で「K-POPファンではない方たちまでみんなが知っているグループ数組以外は、みんな借金ばかり積み重なって契約が終了する」と主張した。　ただし「受け取るお金なく途中で解散したり、契約を無事に終えたのなら、よく耐えたと言えるだろう。活動しながら積み重なった借金は、契約が終了すれば返さなくてもよい」と説明。ド・ハンセは「K-POPアーティストたちを本当に尊敬している。激しい競争の中で生きている人たち」と尊重する姿勢を見せた。　なお、VICTONは昨年4月に所属事務所との契約が満了となり、事実上解散した。

◆VICTON側「チェ・ビョンチャン、ド・ハンセ、チョン・スビンとの契約が満了…新たな出発を応援する」