舞台・ミュージカル
韓国創作ミュージカル「ラフヘスト」 7月に日本初演
【ソウル聯合ニュース】韓国の創作ミュージカル「ラフヘスト~残されたもの」が7月に日本で初めて上演される。韓国抽象美術の先駆者・金煥基(キム・ファンギ)と天才詩人・李箱(イ・サン)の妻として知られる画家、金郷岸(キム・ヒャンアン)の人生と芸術を史実に基づいて描いた作品で、今年1月に開催された第8回韓国ミュージカルアワーズで作品賞(400席未満)、脚本賞、音楽賞(作曲部門)を受賞した。 韓国の公演企画製作会社ホンカンパニーが1日、「ラフヘスト」の日本ライセンス公演が7月18~28日に東京芸術劇場シアターイーストで開催されると発表した。 日本公演はエイベックス傘下のエイベックス・ライヴ・クリエイティヴと文化コンテンツ製作会社のconSeptが企画。韓国の公演で用いられた音楽と台本を基にするスモールライセンス式の公演で、2022年の読売演劇大賞で優秀演出家に選ばれた稲葉賀恵が演出を担う。 キム・ヒャガン(日本公演の役名)をソニン、キム・ファンギをダンスボーカルユニットLeadの古屋敬多が演じる。 「ラフヘスト」は韓国で22年に初演され、昨年も上演された。昨年は文化体育観光部主管の「Kミュージカルロードショー・イン・ブロードウェイ」に参加し、米国の関係者向けにショーケース公演を行っている。