【NEWSIS】男性アイドルグループOMEGA X側が、メンバーのフィチャンによる前所属事務所Spireエンターテインメントのカン元代表に対する強制わいせつ疑惑を全面的に否定した。 OMEGA Xの所属事務所IPQは20日、「公開された防犯カメラ映像に収められている酒席は、召集令状を受け取ったメンバーたちの悩みを解消するための場ではなく、普段と同様、所属事務所の役員らに強要され、設けられた場だ」と主張した。◆【写真】前事務所の暴行暴露したOMEGA X、試練乗り越えカムバック

 これは、前日Spireエンターテインメントが記者会見を行い、フィチャンがカン元代表に対し強制わいせつ行為に及んだと主張したのに対し、反論するものだ。 これについてIPQは「カン元代表は2022年7月11日、フィチャンが入隊をめぐる悩みを打ち明けるため酒の席に出席し、面談を申請したと言っているが、実際には、フィチャンの召集令状は8月1日に発行された。酒の席があった日は、召集令状が発行すらされていなかった」と説明し、カン元代表側がうその主張をしていると主張した。 IPQはSpireエンターテインメントに追加の資料も要求した。IPQは「断片的な映像だけを公開し、一方的な主張を繰り広げている点について強く批判し、深い遺憾の意を表明する。事件の当日および翌日の防犯カメラ資料を、編集せずすべて公開していただきたい」と求めた。 なお、Spireエンターテインメントはフィチャンを相手取り、強制わいせつなどに関する告訴状を提出すると表明している。一方、IPQはSpireエンターテインメントを相手取り、業務上威力によるセクハラおよび虚偽事実の流布による名誉毀損(きそん)、営業妨害などで告訴した。それとともに、専属契約解除に関する本案訴訟も進めている。

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