K-POP
aespaがソ・テジの曲をリメーク 15日リリース
【ソウル聯合ニュース】韓国のガールズグループ、aespa(エスパ)が歌手ソ・テジの名曲「時代遺憾」のリメーク曲を15日にリリースする。所属事務所のSMエンタテインメントが9日、発表した。 「時代遺憾」はソ・テジが結成したグループ「ソテジワアイドゥル」が、1995年にリリースしたアルバム「Come Back Home」の収録曲。ストレートで強烈なメッセージが込められたオルタナティブロックで、ソ・テジが手掛けた。当時、同アルバムのリリースを前に行われた韓国公演倫理委員会の事前審議で、既得権益層に対する幻滅などを表現した歌詞が問題視され、一部を書き換えるよう求められたため、これに反発したソ・テジは抗議の意味でアルバムにはインストゥルメンタルバージョンを収録した。 その後、ファンたちの署名運動がきっかけとなり、1996年の音盤事前審議制度廃止につながった。この事態を機にソ・テジは韓国で「文化大統領」と呼ばれるようになった。しかし、ソテジワアイドゥルは同年1月に突如解散を発表。結局、「時代遺憾」は解散後の同年6月にシングルとして正式に発売された。 aespaの「時代遺憾」はSMエンタテインメントの音楽配信チャンネル「SM STATION」で披露される。原曲のエネルギッシュなバンドサウンドにaespaのメンバーの個性を加えた。快感を与えるパワフルな歌声が特徴だ。メロン、ジニーなど韓国の音楽配信サイトのほか、米アップルの音楽配信サービスのiTunes(アイチューンズ)、アップルミュージック、世界最大の音楽配信サービス・スポティファなどで15日午後6時から配信される。