【仁川聯合ニュース】違法薬物使用の疑いが持たれている韓国の俳優イ・ソンギュンさん(48)が警察で3回目の取り調べを受けたことが24日、警察関係者の話で分かった。取り調べは23日午前10時から24日午前5時まで19時間に及んだ。 イさんは薬物使用疑惑に絡み恐喝されたとしてソウル・江南にある遊興施設の従業員の女(麻薬類管理法違反の罪で起訴済み)ら2人を告訴している。警察は今回の調べで違法薬物事件の容疑者としてイさんを取り調べた後、恐喝事件の被害者としてイさんから事情を聞いた。 取り調べを終えたイさんは報道陣に「きょう(恐喝事件の)被害者としての聴取まで終えた。警察は私と恐喝犯のどちらの供述に信ぴょう性があるかしっかり判断してほしい」と述べた。ただ、薬物使用容疑を認めるかとの質問には「警察の取り調べで全て誠実にお話しした」と述べるにとどめた。 イさんは今年、この女の自宅で大麻やケタミンを複数回使用した疑いが持たれているが、これまでの警察の取り調べで「だまされた」「麻薬だとは知らなかった」などと主張した。簡易試薬での薬物検査や国立科学捜査研究院の精密鑑定では陰性と判定されている。 仁川警察庁は違法薬物使用容疑でイさんを含む10人を調べてきた。このうち音楽グループ・BIGBANG(ビッグバン)のG-DRAGON(ジードラゴン)さん(35)については嫌疑がないと判断して送検しなかった。 イさんはこの事件で脅迫され3億5000万ウォン(約3800万円)を脅し取られたとして女ら2人を恐喝容疑で告訴した。

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