【ソウル聯合ニュース】韓国映画振興委員会が30日に発表した集計によると、韓国映画「ソウルの春」(原題)が前日の29日に約34万6000人を動員し、興行ランキングトップの座を守った。 同作の平日の観客数としては最多で、この日が映画料金が割引になる「文化がある日」だったことが影響したとみられる。 累計観客動員数は271万人を超え、早ければ30日午後にも300万人を突破する見通しだ。 この作品は1979年の軍事クーデター「12・12軍事反乱」(粛軍クーデター)を題材に、政権奪取を狙う新軍部勢力とこれに立ち向かう人々の緊迫した9時間を描いた。俳優のファン・ジョンミンが保安司令官のチョン・ドゥグァン役、チョン・ウソンが彼を止めようとする首都警備司令官のイ・テシン役を演じた。 29日に封切られた韓国映画「シングル・イン・ソウル」(原題)は約5万1000人を動員して2位、同日公開の是枝裕和監督の日本映画「怪物」は約2万5000人を動員して3位となった。

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