【NEWSIS】女優ソン・ヘギョは17日の「殉国烈士の日」を迎えるにあたり、台湾・台北の韓国学校に独立運動家・趙明河(チョ・ミョンハ)義士の大型レリーフ作品を寄贈した。大きさ縦90センチメートル×横80センチメートルで、青銅で作られており、校内に設置された。趙明河義士は1928年に台湾で、当時の天皇の義父に当たる久邇宮邦彦・日本陸軍大将を短刀で襲い、民族独立の意志を示した。

 これは、「大韓民国独立運動家レリーフ作品寄贈キャンペーン」の一環だ。オランダ・ハーグの李儁(イ・ジュン)烈士記念館、中国・上海の尹奉吉(ユン・ボンギル)義士記念館、中国・嘉興の金九(キム・グ)先生避難所などに続き7カ所目だ。ソン・ヘギョは2011年から12年間にわたり、海外にある大韓民国の歴史遺跡地計35カ所に韓国語の案内書、ハングルの看板、レリーフ作品などを寄贈してきた。こうした寄贈は誠信女子大学のソ・ギョンドク教授と共に行われている。 ソ・ギョンドク教授は「今回の寄贈で趙明河義士の義挙が広く知られることを希望する」「海外に残っている独立運動遺跡地の状況はあまりよくない。このような時こそ、より多くの関心を持って頻繁に訪問すべきだ」と語った。

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