【NEWSIS】お笑いタレント、パク・スホン氏の弁護士が「同氏の父母の証言は虚偽の事実だ」と反論し、同氏の兄嫁を名誉毀損(きそん)で告訴する考えであることを明らかにした。 パク・スホン氏の法律代理人を務めるノ・ジョンオン弁護士は14日、ニュース通信会社news 1とのインタビューで、「ユーチューバーのキム・ヨンホ被告が死亡したため、虚偽事実流布および名誉毀損関連事件は『公訴権なし』で終結した状況だが、捜査過程で明らかになった内容に基づき、パク・スホン氏の兄嫁を名誉毀損で告訴するつもりだ」と明らかにした。

 パク・スホン氏の父親と母親は今月13日に行われた同氏の実兄夫婦による横領(特定経済犯罪加重処罰等に関する法律違反)を裁く第8回公判に出廷した。実兄夫婦はパク・スホンの実兄夫妻は2011年から21年にかけて、芸能事務所2社を運営し、約62億ウォン(約6億8500万円)に上る弟パク・スホンの出演料を横領したとされている。だが、法廷に立ったパク・スホン氏の父親は「30年以上もの間、スホンをケアしてきた」「女と寝た後に捨てられたコンドームまで全て片付けてやってきた。家の掃除や管理などを担った」と述べた。また、「スホンは女友達に外車をプレゼントした」「スホンは、私が知っているだけで6人(の女性)と交際した。子どもができて、兄と兄嫁に処理してほしいと言ったこともある」などと主張した。 これと関連して、ノ・ジョンオン弁護士は「実兄夫婦の横領を巡る裁判で、父親と母親が述べたパク・スホン氏の私生活に関する中傷の内容は、以前、キム・ヨンホ被告がパク・スホン氏とその妻キム・ダイェ氏の名誉を虚偽事実により毀損した際に述べた25の虚偽事実とほぼ一致する。妊娠や中絶といった発言などもキム・ヨンホ被告の容疑について検察が捜査した際にすべて虚偽と見なされ、起訴された」と説明した。 そして、「キム・ヨンホ被告の起訴後、裁判中にキム・ヨンホ被告が死亡したため、公訴棄却決定が出されたが、裁判の尋問途中でパク・スホン氏の兄嫁が登場した」「キム・ヨンホ被告の弁護人側は法廷で、『キム・ヨンホ被告の虚偽事実による中傷は兄嫁から情報提供を受けたものだったため、事実と信じた』と言った。これに基づいて、パク・スホン氏の兄嫁を告訴するつもりだ」と述べた。

◆【写真】パク・スホン、実兄の横領裁判に証人として出廷

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