【ソウル聯合ニュース】韓国国内で活動する外国人メンバーのみの歌手グループが続々と登場し、K―POPのボーダーレス化が進んでいる。 インドネシアの4人組ガールズグループ、StarBe(スタービー)は30日にソウルで記者会見を開き、K―POPとインドネシアポップを融合させた新曲「BANG」を9月2日にリリースして韓国での活動をスタートさせると伝えた。メンバーらは「以前から韓国に来たかった。韓国での活動でStarBeを世界的に知らしめたい」と意欲を語った。 StarBeはインドネシアの芸能事務所の所属で、2019年にデビュー。同国と東南アジアを中心に人気を集める。海外の歌手を韓国に招いてK―POPの活動をサポートする韓国国際文化交流振興院の事業の対象に選ばれ、年末までさまざまな活動を行う予定だ。 新曲「BANG」は強烈なヒップホップジャンルのダンス曲で、韓国語とインドネシア語の歌詞を合わせた「K―インドネシアポップ」を掲げる。StarBeは9月8日にソウル・汝矣島の漢江公園で開かれる音楽イベント「アジアソングフェスティバル」で韓国デビューステージを披露する。 StarBeのように、今や外国人のみで構成するグループが韓国でK―POPを掲げて活動することは珍しくなくなった。ブラジル、米国、インド、ベルギー出身のメンバーでつくるガールズグループのBLACKSWAN(ブラックスワン)に続き、昨年にはメンバー全員が日本人の7人組ガールズグループ、XG(エックスジー)がデビューした。 XGが所属するXGALXは、K―POPプロデューサーのJAKOPSと日本の音楽大手エイベックスが設立した芸能プロダクションとされる。XGは米ロサンゼルスで先ごろ開催された大型韓流イベント「KCON LA」にも出演するなど、K―POPグループとしての活動を続けている。 このほか、フィリピン出身の7人でつくるボーイズグループのHORI7ON(ホライズン)が韓国で先月デビューした。別のフィリピン出身グループ、new:IDも年内のデビューを目指している。

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