【NEWSIS】俳優ソン・ドクホ(本名キム・ジョンヒョン、30)が韓国軍に入隊する。 所属事務所BISTUSエンターテインメントが28日発表したところによると、ソン・ドクホはこの日、訓練所に入所するという。基礎軍事訓練を受けた後、陸軍で現役兵として服務する。 ソン・ドクホは前日、写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」を通じ、兵役逃れを謝罪した。ソン・ドクホは「僕のせいで再びご不便をおかけするかもしれないと思い、ずいぶん悩んだ。僕の行動は間違っていて、誰かを傷つける行為だったということをあらためて告白し、謝罪するため、文章を書くことにした」とした上で「文章を書いて、消すことを繰り返してみたが、僕ができることはこれしかない。申し訳ない」とつづっている。

 「2020年、個人的なことを言い訳に、正しくない選択をした。僕の誤った選択により大きな傷を受けたてんかん患者の皆さんやその家族たち、今この瞬間にも国を守るために頑張っている大韓民国陸軍将兵たち、そして僕一人のせいであれこれ困難を強いられている数々の作品の関係者の皆さんに、頭を下げ心から謝罪申し上げる。これからの人生、自分の過ちを胸に深く刻んで、一生償いながら生きていく。全ての皆さんに、重ねて心から謝罪申し上げる」 なお、ソン・ドクホは2018年に映画『バーニング 劇場版』(イ・チャンドン監督)でデビューした。ドラマ『D.P.-脱走兵追跡官-』(2021)や『未成年裁判』(2022)などで顔を知られるようになった。昨年『LINK:ふたりのシンパシー』と『百人力執事 ~願い、かなえます~』を通じ、主演クラスへと飛躍した。今年1月に兵役逃れで物議をかもし、先月幕を下ろした『有益な詐欺』(tvN)を降板した。ソン・ドクホは、昨年12月に逮捕・起訴されて公判中の兵役ブローカー(47)と共謀し、てんかんを患っているふりをして虚偽の診断を受けて兵役を逃れたとして、今年5月に一審で懲役1年、執行猶予2年を言い渡された。

◆【写真】「兵役逃れ」判決後に取材に応じるソン・ドクホ

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