【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)のJUNG KOOK(ジョングク)は20日、ファン向けコミュニティーアプリ「Weverse(ウィバース)」のウェブマガジンで「(アーティストとしてどこへ向かっているかは)明確ではない」としながらも「偉大なポップスターという大きな目標がある」とソロアーティストとして第一歩を踏み出した抱負を語った。 JUNG KOOKが14日リリースしたソロデビューシングル「Seven」は韓国や米国をはじめ世界で人気を集め、世界2大チャートと呼ばれる英オフィシャル・チャートのシングルチャート「トップ100」と米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」の上位圏へのランクインが有力視されている。 既に偉大なポップスターではないかとの質問に「僕はそう思わない」と答えるJUNG KOOKは、この仕事をする理由として「ポップスターになりたい、もっと認められて上手になりたいという欲」を挙げた。 また、「僕が第三者の立場から自分自身を見た時に認めることができる日が来てほしい」として「そうなった時の姿がそんな(自分が考える)ポップスターだ」と定義した。 昨年、サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の開会式で公式ソングを披露し、世界的に話題を呼んだことについては「W杯も僕にとってはチャンスだった。提案された時は『これは断る理由がない』と思った」と話す一方、「ステージには心残りがある。人々は喜んでくれたが、『もう少し上手くしていたらどうだっただろうか』と思った」と振り返った。 ソロデビュー曲の「Seven」についても率直な思いを語った。 JUNG KOOKは「『Seven』もあらかじめ計画を立てたのではなく、(BTSを擁するHYBEの創設者)房時赫(パン・シヒョク)プロデューサーが曲を聞かせてくれたが、とても良かったので『これはやるしかない』と言った」としながら、この曲によって今後の活動をどのように構想すべきか整理できたと説明。「レコーディング方法を変えてみた。録音する度にフルコーラスを歌ったが、それが役に立った」とも明かした。 JUNG KOOKは、「僕は好き勝手しそうで単純に見えても、自分の中の『考え』は別にある方だ」と真剣な姿も見せた。 4月にソウル大子ども病院に10億ウォン(約1億1000万円)を寄付したことについては「幼い子どもたちに心が引き寄せられた」として「(寄付を)してみたらとても気分がいい」と話した。 19日(現地時間)に出演した米ラジオ番組「エルビス・デュラン・ショー」については「まだできていない音楽ジャンルやスタイルが多いので、これからも歌い、踊り、ステージに立ちたい」と力を込めた。

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