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NewJeans アルバム先行公開曲が韓国チャート1位
【ソウル聯合ニュース】韓国のガールズグループ、NewJeans(ニュージーンズ)が7日に公開したセカンドミニアルバム「Get Up」の先行公開曲「Super Shy」が10日、韓国最大の音楽配信サイト、メロンのチャート「トップ100」で1位を獲得した。 世界最大の音楽配信サービス・スポティファイでは、米国の「デイリートップソング」で初登場37位と自己最高位を記録。ミュージックビデオ(MV)も動画投稿サイト「ユーチューブ」の「人気急上昇動画」世界1位となるなど、海外でも人気を集めている。 別の先行公開曲「New Jeans」も2分に満たない短い曲ながらメロンのトップ100の30位以内にとどまり、アニメーション「パワーパフガールズ」とコラボレーションしたMVもユーチューブで米国の人気急上昇動画1位を記録した。 ニューアルバムのタイトル曲3曲のうち最初に公開された「Super Shy」のジャンルは、自身のヒット曲「Ditto」などと同じジャージークラブで、速いビートと幻想的なボーカルが調和したダンス曲だ。 この曲と「New Jeans」は、デビュー曲の「Attention」「Hype Boy」のように耳なじみの良いメロディーと音色の「イージーリスニング」を特徴としながらも、動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」などのプラットフォームに適した速いビートと曲の短かさで幅広い年齢層から人気を集めている。 音楽評論家のキム・ドホン氏は「『Super Shy』『New Jeans』のような速いテンポのエレクトロニックビートは、近ごろZ世代(1990年代半ばから2000年代前半に生まれた世代)やTikTokなどを中心に流行している『2ステップガラージ』ジャンルと似ている」と説明する。 評論家のチョン・ミンジェ氏は「大衆的にあまり身近なジャンルやスタイルではないにもかかわらず、NewJeans独自のカラーをうまく生かした」と評価した。 30代以上のリスナーの郷愁をそそる「レトロ」な感性も健在だ。 「Super Shy」のMVは過去に流行した「フラッシュモブ」を取り入れ、都市の路上で通行人と一緒に踊るNewJeansの姿を盛り込んだ。キム氏は「フラッシュモブは10年前ごろに流行した素材。このように既存のものと最新流行の要素をうまくミックスし、自分たちだけの美学を作り出すのがNewJeansの強みだ」と分析した。 21日に発売されるNewJeansのセカンドミニアルバム「Get Up」はこのほか、3曲目のタイトル曲「ETA」や「Cool With You」など全6曲が収録される。