韓国芸能事件簿
デビュー7カ月のFIFTY FIFTY 専属契約巡り事務所と対立
【ソウル聯合ニュース】昨年11月にデビューした韓国の新人ガールズグループ、FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)が所属事務所のATTRAKTを相手取り専属契約の効力停止を求める仮処分を申し立てた。
FIFTY FIFTYのメンバー、セナ、キナ、アラン、シオは28日、法定代理人を通じて19日にソウル中央地裁に申し立てたと明らかにした。
FIFTY FIFTY側は不透明な精算やメンバーの健康状態を踏まえず一方的に活動を強行しようとしたことを理由に挙げ、ATTRAKTが契約上の義務を履行しなかったと主張している。
また、仮処分申請についてATTRAKTが「外部勢力の企み」だとしてメンバーの声に耳を貸さず、4人は大きく失望し、挫折を経験したとし、仮処分申請は外部の介入なしに4人が心を一つにして下した決定だと強調した。
FIFTY FIFTYが今年2月にリリースしたシングル「Cupid」は世界的にヒットし、米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」に14週連続ランクインしている。
ATTRAKTは「Cupid」を手掛けた音楽プロデューサーのアン・ソンイル氏が違法な方法でメンバーを引き抜こうとしたと主張し、アン氏を警察に告訴した。
また、アン氏側がワーナーミュージック・コリアに接近し、メンバー引き抜きを提案したことを確認したと主張し、ワーナーミュジック・コリアに対し内容証明を送った。
一方、ワーナーミュージック・コリアはATTRAKTの主張について「事実無根」と反発した。アン氏はまだコメントを出していない。