【ソウル聯合ニュース】韓国の大手芸能事務所、JYPエンターテインメントの看板グループ、TWICE(トゥワイス)とStray Kids(ストレイキッズ)が米国市場でヒット街道を突き進んでいる。 JYPエンターテインメントによると、TWICEは10日(現地時間)にロサンゼルス郊外のSoFiスタジアムでワールドツアー「READY TO BE」の北米公演をスタートさせた。同スタジアムで公演を行ったK―POPガールズグループはTWICEが初めて。チケットは全席完売を記録し、5万人の観客を動員した。約2時間半にわたる公演では「What is Love?」「CHEER UP」「LIKEY」などのヒット曲を歌い、会場を盛り上げた。 TWICEは「今皆さんと過ごすこの全ての瞬間は一生忘れることはできない」と語った。来月はニューヨークで公演を行う。 TWICEは先ごろ、K―POPガールズグループでは初めて米国でのアルバム売上枚数がフィジカル盤とデジタルアルバムを合わせ累計100万枚を突破した。 こうした成果は韓国で一度頂点に立ったガールズグループが海外で第2の全盛期を迎えた例として注目を集めた。

 一方、Stray Kidsは2日にリリースしたサードフルアルバム「★★★★★」(5―STAR)が米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で1位を記録した。同チャートでの1位獲得は3回目。 JYPは2020年に米大手音楽レーベルのリパブリック・レコードとパートナーシップを結び、昨年は米現地法人「JYP USA」を設立した。韓国歌謡界はJYPの北米市場攻略が成果を出しているとの見方を示している。 JYPはリパブリック・レコードと共同でグローバルガールズグループをデビューさせるプロジェクト「A2K」も進めている。 JYPは同プロジェクトについて、K―POPアイドルのトレーニングモデルを取り入れて米国、カナダなど英語圏を中心に活動するグループを育成する「韓国音楽史上初の事例になる」と説明。このような「現地化を通じた世界化戦略」の成功は、20年にJYPと日本のソニー・ミュージックによる共同オーディション企画「Nizi Project(虹プロジェクト)」から誕生したNiziU(ニジュー)を通じて証明されたと強調した。

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