ミュージカルや演劇で活躍していた女優のパク・スリョン（本名：パク・ヨンイン）さんが、不慮の事故で亡くなった。29歳だった。　関連業界が12日に明らかにしたところによると、パクさんは11日午後、帰宅途中に階段で転倒。病院に搬送されて治療を受けたが、意識が戻らず、脳死状態となった。突然の悲報に接した遺族は、心の温かかった故人の思いをたたえる意味で、臓器提供を決めたという。

　突然の悲報に俳優仲間の間でも追悼の動きが相次いでいる。俳優イ・ウォンジャンはこの日、インスタグラムで「君と一緒に公演したのが昨日のように思えるのに、まだ信じられない。いつも明るいエネルギーと笑顔で私たちに幸せをくれる、誰よりも一生懸命に生きている君だったのに。とても悔しくて心が痛い」と故人をしのんだ。　同じ作品に出演していた俳優のキム・ドヒョンもインスタグラムにパク・スリョンさんとの2ショット写真を投稿し「愛する妹であり誰よりも光り輝いていたヨンインが、夜空の星になった」とつづった。さらに「声と瞳がとても鮮やかによみがえってきてつらく悲しいけれど、そこでも絶対に苦しんだり悲しんだりせず、笑顔で楽しく遊んでいることを願う」と続けた。パク・スリョンさんのインスタグラムにも、知人やファンからのコメントが相次いでいる。

◆もう一度会いたい！　帰らぬ人となった韓国スター