BTSに関連したソウル市内の名所を紹介する地図(ソウル市、ソウル観光財団提供)=(聯合ニュース)

【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)のデビュー10周年を記念するイベント「BTS 10TH ANNIVERSARY FESTA」の一環としてソウル市とソウル観光財団がBTSと関連するソウル市内の名所13カ所を案内する地図を製作した。ソウル市などが12日伝えた。 名所にはメンバーたちが練習生時代によく訪れた公園、BTSのオリジナルバラエティー番組「Run BTS!」の撮影地のほか、BTSだけでなく多数の人気グループを抱える総合エンターテインメント企業であるHYBE(ハイブ)の本社、ソウル中心部にある国宝の崇礼門(南大門)、漢江にかかるワールドカップ大橋、ソウルの旧王宮・景福宮、乙支路、ノドゥル島、国立中央博物館、蚕室総合運動場、汝矣島の漢江公園などが含まれた。 これらの名所に関連のあるBTSの曲を紹介し、地図内のQRコードでユーチューブのリンクを提供する。 ソウル市は17日に汝矣島の漢江公園で開かれるイベントでは、市の広報ブースを開設し、多様なプログラムを実施する。
 一方ソウル市はイベントの開催と関連し、HYBE、永登浦区庁、警察、消防などの関係機関と協力し、イベントに参加する市民と海外からの観光客の安全確保に最善を尽くす計画だ。 17日午後2時からイベント会場周辺の道路の一部で交通規制を敷き、バスも当日正午から規制区間を迂回(うかい)して運行する。またイベント終了時刻に合わせて地下鉄やバスの運行本数を増やす。 交通規制が行われる場所や運行時刻が変更される公共交通機関の情報はソウル市交通情報センター(TOPIS)のホームページやタサンコールセンター(局番なし120)で確認できる。
 ソウル市の担当者は「BTSフェスタは5月初めの『ソウルフェスタ2023』に続く観光客のソウル訪問需要を創出する重要な行事」として「BTSのファンだけでなく一般市民も安全に楽しめる行事になるよう最善を尽くす」と話した。

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