【NEWSIS】俳優シム・ヒョンタクが芸能活動の空白期や、長年出演していたラジオ番組をやめた理由を告白した。 17日に放送されたTV朝鮮のバラエティー番組『朝鮮のサランクン(サランクン=恋人に一途な人)』で、シム・ヒョンタクは「母親との間で金銭的な問題を抱えて心の病になり、深刻なストレスから芸能活動に空白期があった」と明かした。そして、「20歳の時にモデルとして活動を始めてからずっと、すべての収入を母親が管理し、通帳も作ったことがなかった」とも話した。

 ところがある日、母親が「土地を競売で手に入れてやった」と言って、シム・ヒョンタクに「保証人になってほしい」と頼んだ。シム・ヒョンタクは仕事をしていたが、あまりにも大金で利子を払うことも難しかったという。シム・ヒョンタクは「いつも事務所にお金を借りて埋め合わせてきた。『ここから抜け出したい』と思い、母親に『もう休みたい』と話した」と振り返った。 そうした中、裁判所から民事訴訟の書類が事務所に届いた。それで、母親がシム・ヒョンタクの名義で大金を借りていたことを知った。シム・ヒョンタクは「その時も『私を助けてください』という言葉がのど元まで出かかった」「ラジオ番組『CulTwoショー』に4年4カ月間出演していたが、歌を流すたびに人々が私の悪口を言っているような幻聴が聞こえ始めた。結局、『心の病を抱えている』と言ってやめた」と語った。

 その後、シム・ヒョンタクは仕事を減らしていき、打ち上げパーティーに行っても片隅に座っていたという。変わってしまったシム・ヒョンタクのもとを、一人、また一人と去って行った。そんな時、婚約者の日本人女性サヤさんはシム・ヒョンタクに静かに寄り添い、慰めてくれた。「(サヤさんは)『シムさんは今、ここで崩れてしまってはいけない』と私のために言ってくれた。本当にすてきな女性だ」と感謝の気持ちを表した。

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