【Pickcon】ファッションマガジン「HARPER’S BAZAAR」3月号は16日、歌手で女優のIU(アイユー)を起用した表紙写真とグラビアを公開した。 「二重性」をテーマにおこなわれたグラビア撮影で、IUは濃いめのメークを施した姿からナチュラルなイ・ジウン(IUの本名)の姿まで存分にさらけ出している。

 撮影の後に行われたインタビューで、IUは次の出演作としてドラマ『本当にお疲れ様でした』を選んだ理由を明かした。IUがドラマに出演するのは4年ぶりとなる。IUは「脚本家イム・サンチュン先生のこれまでの作品がとても面白かったことに加え、今回の作品には独自の新たなストーリーがあるので新鮮だった。ただの活字なのに、読み手にこんな感情を抱かせるのがすごい。私自身も文章を読んだり書いたりするのが好きなので、先生の才能が羨ましく思えた」として「作品で描くテーマも素晴らしいけれど、重いストーリーを重くならないように伝えるという点が特に素晴らしかった」と話した。

 また、1993年5月16日生まれで、韓国の年齢で30歳を過ぎているIUは、30代という年齢に対する正直な気持ちも打ち明けた。「20代のときは『方向性』で悩んでいたといっても過言ではない。その激しい苦悩が楽しいと思えることもあったが、率直に言うと疲れることもあった。30代になってからは特に方向性を意識しなくなった。つまり、浮遊するということ。それ自体が今の方向性ともいえるかもしれない。昨年はずっと『この気持ちを持ち続けたい』『こんなふうに生きるのが楽しい』と思っていた。一方で、心を楽にすることとは別に、面白い出来事がたくさんあった1年だった」と話した。

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