映画
ホン・サンス監督、パリの回顧展に恋人キム・ミニと登場…変わらぬアツアツぶり
【SportsChosun】ホン・サンス監督と22歳年下の恋人キム・ミニが、フランス・パリで行われたイベントにそろって出席し、変わらぬアツアツぶりを見せつけた。 二人が姿を見せたのは、13日(現地時間)、パリの文化施設、シネマテーク・フランセーズで開催された「ホン・サンス監督回顧展」。この日の回顧展には、昨年開催された第72回ベルリン国際映画祭で、映画『小説家の映画』で銀熊賞を受賞したホン・サンス監督と、監督の恋人で女優・政策室長として活動しているキム・ミニがそろって出席し、注目を集めた。 以前よりほっそりしたホン監督は、シルバーヘアと顎ひげ、黒のジャケットという粋な装いでレッドカーペットを歩いた。また、恋人のキム・ミニもホン監督のジャケットに雰囲気を合わせたかのような黒の衣装を身にまとい、視線を引き付けた。2人は腰に手を回して支え合ったり、時には愛情たっぷりの視線を送ったりと、変わらぬアツアツぶりを見せつけた。
「ホン・サンス回顧展」の開幕作『小説家の映画』の上映前には、ホン監督の舞台あいさつがあった。ホン監督は「映画を作るとき、私はその瞬間に自分が考えていることと与えられた物事を生かして内容に込めようとしてきた。今考えてみると、そのとき私は何を言おうとしていたのかよく分からない。でも私はこれまでこのようなやり方で映画を作ってきたし、次の映画もそうやって作るつもりだ。多くの映画を作ってきたが、自分がどんな映画を作ったのか振り返らないようにしている。これからも映画を作り続けることが私の願いだ」と回顧展開催に対する思いを英語で語った。 ホン監督を隣で見守っていたキム・ミニは、韓国語で「キム・ミニです。お会いできてうれしい。少し前に(パリに)着き、時差のせいで疲れている。でも、こうして観客の皆さんにお会いできて気分がいい。招待してくださって感謝する。映画が皆さんの心に長く残ることを願う」と語った。 世界最大の映画関連資料を所蔵しているシネマテーク・フランセーズは、ホン監督とキム・ミニに対し、それぞれの名前が刻まれた金のネームプレートを贈った上、2人の名前が書かれた座席を献呈するなど、ホン監督に敬意を表した。 ホン監督とキム・ミニは、パリで引き続きスケジュールをこなし、19日から開催される第73回ベルリン国際映画祭に出席する。