【ソウル聯合ニュース】韓国のガールズグループ、NewJeans(ニュージーンズ)が昨年のデビュー以来、連続ヒットを飛ばしている。 ニューシングル「OMG」に対するファンの反響は大きく、韓国のCDセールス集計サイト、ハントチャートの集計によると発売日の2日に48万枚以上を売り上げた。デビューミニアルバム「New Jeans」の初週売上枚数(31万枚)を上回った。 同シングルの収録曲は「OMG」と先月19日に先行公開された「Ditto」の2曲。4日午前9時現在、韓国最大の音楽配信サイト、メロンのチャート「トップ100」で「Ditto」が1位、「OMG」が2位を占めている。

 専門家は「OMG」について「不思議な魅力がある曲」と口をそろえる。大衆音楽評論家のキム・ドホン氏は「気軽に聞けるダンス・ポップであると同時に独特で不思議な曲」と説明した。同じく大衆音楽評論家のキム・ユンハ氏は「NewJeansが『Hurt』(「New Jeans」の収録曲)や『Ditto』で表現した感性の延長線上で10代の不思議な魅力を同時に感じることができる曲」との見方を示した。 「OMG」のミュージックビデオ(MV)は動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開されてから24時間で再生回数が720万回を超えた。 NewJeansが精神病院と推定される空間でカウンセリングを受ける患者として登場するMVは、病棟の中のメンバーの姿と各自の内面が交差しながらシーンが展開される。メンバーはそれぞれの想像の中で自身を医者、マッチ売りの少女、シンデレラ、白雪姫、猫として形象化する。メンバーのDANIELLE(ダニエル)が突然、「私たち、今ミュージックビデオの撮影中だよ」と叫ぶなど、「ミュージックビデオの中の仮想の世界」と「ミュージックビデオを制作する現実世界」の境界がはっきりしない独特な場面も登場する。 また、インターネット上に悪質な書き込みをする人に警告するかのようなシーンも話題となっている。ミュージックビデオは、メンバーのMINJI(ミンジ)がSNS(交流サイト)に悪質な書き込みをしている人に「行こう」と話しかけるシーンで締めくくられる。 メンバーのHYEIN(へイン)は3日に出演したラジオ番組で「ミュージックビデオに対する解釈は見る人に委ねたほうがおもしろいと思う」と語り、具体的な説明はしなかった。

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