【NEWSIS】歌手で俳優のイ・スンギが個人事務所で新たにスタートを切る。 ヒューマン・メイドは29日、「イ・スンギは個人事務所ヒューマン・メイドでこれから活動を続けていくことにした」とした上で「新たな出発をお知らせすることができ、本当にうれしい。最大限の協力を惜しまないつもりだ」と発表した。

 イ・スンギはこの日、以前所属していたHOOKエンターテインメントから受け取った音源収益精算金のうち一部に当たる20億ウォン(約2億1100万円)をソウル大学子ども病院に寄付した。ヒューマン・メイドは「子どもたちの健全な未来のため、意義深い愛をソウル大学子ども病院と分かち合った」とした上で「社名の『For Human, By Human』のように、いい活動をお約束する」とコメントした。 なお、イ・スンギは最近、デビュー後18年間にわたり音源収益の精算が行われていなかったと主張。HOOKエンターテインメントに内容証明郵便を発送し、専属契約解除を通達した。HOOKエンターテインメントは利子を含め、音源精算金およそ54億ウォン(約5億6800万円)を支給したとし、争いを終結するために「債務不存在確認訴訟を提起した」と明らかにした。イ・スンギは「法廷で争う」とした上で「未精算金は全額寄付する予定」と対抗している。チェ・ジユン記者

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