K-POP
BTS 音楽授賞式MAMAで8冠
【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)が、大阪で11月29日から2日間開催された韓国音楽専門チャンネルMnetの音楽授賞式「2022 MAMA AWARDS」で、今年新設された大賞よりさらに上の賞「MAMA PLATINUM」を受賞した。 同賞は一度に大賞4部門全てを受賞した経歴がある歌手に贈られる。BTSは2019年から3年連続で大賞4部門を総なめにした。
今年は大賞のうち「今年の歌手」「今年のアルバム」「ワールドワイド・アイコン・オブ・ザ・イヤー」の3部門を受賞し、2016年から7年連続で大賞を受賞する記録も打ち立てた。 BTSは「男性グループ賞」「ワールドワイド・ファンズ・チョイス」も受賞。メンバーのJ-HOPE(ジェ一ホープ)が受賞した「bibigoカルチャー&スタイル」と「ザ・モースト・ポピュラー・メール・アーティスト」まで合わせ8冠に輝いた。 BTSのメンバーのうち、授賞式に出席したJ-HOPEは「2022年は苦難と試練を克服する方法を渇望するメンバー7人が再び成長痛を味わった一年だった」と振り返った。「そのような状況の中で最善の方法を探し、『まだ最高の瞬間は訪れていない』という希望の歌(6月に発表した「Yet To Come」)を歌った」と語った。
メンバーのソロ活動を念頭に置いたかのように「僕たちが幸せでこそ皆さんにも楽しい音楽をお聞かせでき、幸せを贈ることができると思い、果敢に僕たちの判断で行動もした」とし、BTSとファンが互いに信じ合いながら共に歩んでいく時期が訪れたと語った。 また、「今年は防弾少年団が大きな業績を多く残すことができなかった。『今年の歌手』は謙虚に、とても感謝する気持ちで受け取りたい」と笑顔をみせた。 続けて、「今メンバーたちは自分を顧みて、各自が根底を見つめ直し、それぞれ成長中だと思う。リリースを控えたRM(アールエム)のアルバムやメンバーのソロ活動も応援していただけるとありがたい」と述べた。 J-HOPEは「MAMA PLATINUM」を受賞した直後、来月兵役に就くメンバーのJIN(ジン)に電話を掛けファンを喜ばせた。 電話に出たJINは「公式の席ではしばらく会えないが、いずれ良い曲とともに復帰したい」と力強く語り、無事に兵役を終えて戻ってくるとあいさつした。 J-HOPEはソロステージも披露し、ソロアルバム「Jack In The Box」の収録曲「MORE」「放火(Arson)」「Future」を歌った。
大賞のうち、「今年の歌」は女性グループ、IVE(アイブ)の「LOVE DIVE」が受賞した。 IVEは「女性新人賞」と大賞を同時に受賞するなど4冠を獲得した。 ファーストフルアルバムがミリオンセラーを達成した歌手のイム・ヨンウンは「男性歌手賞」を受賞した。