韓国芸能事件簿
パワハラ除名の「今月の少女」チュウ、広告起用企業は擁護「明るく優しい子」
【NEWSIS】ガールズグループ「今月の少女(LOONA)」側が、メンバーのチュウ(本名:キム・ジウ)によるスタッフへのパワハラ疑惑を主張してチュウの脱退を発表する中、チュウがモデルとして活動していた企業がコメントを発表するという異例の対応に出た。 マスク企業A社は29日、公式SNS(交流サイト)で「当社のブランドモデルとして活動していたチュウの問題に関連し、現在の状況に関する立場を申し上げる」と長文のコメントを投稿。 この企業は「チュウは撮影現場でもさまざまな姿を見せるために最善を尽くしてくれたし、長時間続く大変な撮影の中でも、逆にスタッフたちに『ファイト』と声をかけてくださり、明るく親切な姿のおかげで現場のスタッフ全員の士気が上がっていた。そのような良い思い出を残してくださった」と美しいエピソードを紹介した。
また「急にフォトカードに直筆サインをお願いしても、快くサインしてくださり、みんなが感動していたというエピソードもある」として「騒動になった疑惑が一日も早く晴れることを願い、声援を送る」と続けた。 これに先立ち、今月の少女の所属事務所Blockberry Creativeは25日、ファン向けのコミュニティーサイトで「チュウを本日付でメンバーから除名し、脱退させることを決めた」として、チュウが事務所スタッフらに暴言などのパワハラ行為をしていたと主張し、波紋を呼んでいた。 すると、チュウと一緒に仕事をしていた一部のスタッフらが、パワハラ疑惑について反論。複数の芸能人もSNSにチュウを支持する内容の書き込みを投稿していた。 今月の少女は2016年にソロ、ユニット活動などを通じて顔を知られるようになった。18年に12人組の完全体でデビューし『Butterfly』『So What?』『Why not?』などの曲をリリースした。チョン・ジェギョン記者