【SportsChosun】歌手で俳優のイ・スンギが所属事務所から18年間にわたって音源収益を精算してもらえなかった疑惑に関連し、所属事務所HOOKエンターテインメント(以下、HOOK)のクォン・ジニョン代表がイ・スンギに向けて放ったとみられる衝撃的な音声記録が公開された。それでもイ・スンギは予定どおり活動を続けている。 イ・スンギは韓国SBSのバラエティ番組『チプサブイルチェ~師匠に弟子入り』シーズン2の収録にスケジュール通り参加する予定だ。また、このほど主演映画『大家族』(原題)の撮影が始まり、役に合わせて髪の毛を丸刈りに。これは、イ・スンギが寺の住職を演じるためだ。イ・スンギの4年ぶりのスクリーン復帰作となる『大家族』は、妻を亡くした父親を置いて出家した医大生が、寺の住職となって繰り広げるストーリーを描いた映画だ。

 イ・スンギは最近、18年間で発売したアルバムなどの音源収益を一銭も受け取っていないと報じられ、世間に衝撃が広がった。その理由として、所属事務所の「ガスライティング」があったとの主張も飛び出した。ガスライティングとは、他人の状況や心理を巧みに操作して支配力を行使しようとする行為を指す。これに対し、所属事務所HOOKのクォン代表は「事実かどうかにかかわらず、多くの方々に合わせる顔がない。全ては私の手落ちであり、不徳の致すところ」「法的に責任を負うべき部分がはっきり確認されれば、退いたり避けたりすることなく、全ての責任を負うようにしたい」とコメントした。 イ・スンギは最近、HOOK宛てに、収益内訳を公開して収益金を精算するよう求める内容証明郵便を送った。HOOK側は先ごろ、警察庁重大犯罪捜査課による家宅捜索を受けるなど、度重なる騒動に悩まされている。イ・ウジュ記者

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