K-POP
LAでの大型Kポップ公演 ビザ問題で7組出演できず=ファン怒り
【ロサンゼルス聯合ニュース】米ロサンゼルスで今週末開催の大型K―POPコンサート「KAMP LA」に出演予定だったアーティスト15組のうち7組が査証(ビザ)の発給を受けられず、出演できない事態となった。主催する韓国エンターテインメント企業のKAMPグローバルとアーティスト所属事務所が15日(現地時間)、明らかにした。
KAMPは同日ツイッターで、GOT7(ガットセブン)のベンベン、チョン・ソミ、EXO(エクソ)のカイ、少女時代のテヨンら6組がビザの問題で出演がキャンセルされたと発表した。
さらに、MONSTA X(モンスタエックス)の所属事務所が主催側からビザの承認を得られなかったと連絡を受けたと明らかにした後、KAMPはMONSTA Xの出演キャンセルも発表した。
KAMPは「予測できなかったビザの問題でアーティストが(米国に)来れなくなったことが分かった」と説明した。K―POPアーティストが米国で有料コンサートに出演する場合、営利活動が伴うため公演ビザが必要となる。同社はビザ発給に関してどのような問題が発生したかについて詳細を説明をしていない。
コンサートはローズボウルスタジアムで15、16日に開催される。初日の公演は出演予定だった8組のうち5組が出演できないという異例の事態となった。KAMPは2日目に出演予定だったアーティストを急きょ出演させるなどして対応。P1Harmony(ピーワンハーモニー)、T1419、MOMOLAND(モモランド)、iKON(アイコン)、SUPER JUNIORの5組が出演することになった。
MONSTA Xの所属事務所はビザの問題で同公演のほか、米アイハートラジオ主催のコンサートなどへの出演もキャンセルせざるを得なくなったと説明した。
現地ファンたちはKAMPが公演直前に出演キャンセルを発表したことに怒りの声を上げている。同社はチケットの返金について、15日の1日券は全額、2日通し券は半額を返金すると発表したが、ファンたちの怒りは収まっていない。