【仁川聯合ニュース】米動画配信大手ネットフリックスの韓国ドラマ「イカゲーム」を手掛け、米テレビ界最高峰の栄誉とされるエミー賞の監督賞を受賞したファン・ドンヒョク監督は15日、「イカゲーム」のシーズン2について、「シーズン1のように愛されればうれしく、機会があればゴールデングローブ賞、エミー賞、全米映画俳優組合(SAG)賞などにもう一度挑戦したい」と述べた。

 ファン監督と同ドラマの出演者の一部は12日(日本時間13日)にロサンゼルスで開催されたエミー賞の授賞式に出席。この日午後に帰国した。 ファン監督が搭乗した便には助演男優賞にノミネートされたパク・ヘス、助演女優賞にノミネートされたチョン・ホヨンも乗っていた。
 到着ロビーに姿を見せたファン監督の表情は、過密スケジュールをこなした後とは思えないほど明るかった。 ファン監督は「エミー賞がシーズン1の最後の賞レースで、(ノミネートされた部門)全てが受賞とはならなかったものの、意味のある賞で素敵な締めくくりとなり幸いだ。応援してくださった全ての方々に感謝する」とあいさつした。 また、「受賞コメントで母に感謝の言葉を伝えることができず残念だった」とし、「受賞後、母と電話で話したが、泣いて(喜んで)いた。それが一番記憶に残る祝いのあいさつになった」と話した。 16日に開かれる記者会見には、ファン監督や出演者のほか、美術監督やアクション監督など制作スタッフも参加し、受賞の感想などを伝える予定だ。

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