舞台・ミュージカル
スキャンダルで物議のキム・ソンホ「心配かけて申し訳ない…もっと良い俳優になる」
【NEWSIS】俳優のキム・ソンホが20日、私生活でのスキャンダル発覚後久々にメディアの前に姿を見せ「良くないニュースでご心配をおかけして申し訳ない」と涙を見せた。 キム・ソンホは同日、ソウル・大学路のアートワンシアターで行われた演劇『タッチング・ザ・ボイド』の記者懇談会の前に、先に登場。キム・ソンホは「今年の春から夏にかけて、大勢の方々が努力してこの演劇をつくり上げた。この場で私だけが注目されてしまうようで、あらためてチームに申し訳ない」と涙を流した。 さらに「良くないニュースで多くの方に心配をおかけして、心からおわび申し上げる。これまでの時間を振り返り、至らない点について深く反省した。私が申し上げられることは、少しずつ良い俳優、良い人間になれるよう努力するということ。あらためて、お越しいただき感謝する」と話した。
キム・ソンホは昨年10月に終了したtvNのドラマ『海街チャチャチャ』で大きな人気を集めたが、かつて交際していた女性がスキャンダルを暴露し、物議をかもした。その後、バラエティー番組『ハッピーサンデー』(KBS第2)の「1泊2日」コーナーをはじめ、出演予定だった作品を降板するなど波紋を呼んだ。 今年5月にはファンカフェ(ファンたちが運営するサイト)で心境を吐露。キム・ソンホは「至らない一人の人間のせいで、つらい時間を過ごさせてしまい申し訳ない」「応援して下さる方々の大切な気持ちを一つ一つ胸の奥深くに刻み、もっと良い俳優・人間になれるよう努力する」と述べた。 演劇プロジェクト「演劇列伝」の『タッチング・ザ・ボイド』は、1985年に、誰も登ったことのないペルー・アンデス山脈のシウラ・グランデ峰の西側氷壁をアルパインスタイル(装備一式を背負って登ること)で登頂した英国人登山家ジョー・シンプソンとサイモン・イェーツの実話に基づいた作品で、韓国では初めて上演される。キム・ソンホは遭難事故によって雪山で孤立する主人公「ジョー」を演じる。同じ役でシン・ソンミン、イ・フィジョンが交代で出演する。9月18日まで上演される。カン・ジンア記者