【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)のJ-HOPE(ジェイホープ)が1日、ソロ曲「MORE」を発表した。

 この曲はミックステープ(非公式の作品)やオリジナル・サウンドトラック(OST)ではなく初めて正式にリリースされたBTSメンバーのソロ曲だ。

 BTSは先月、デビュー後9年間の活動をまとめたアルバム「Proof」をリリースした後、グループとしての音楽活動を一時休止し、メンバーのソロ活動を中心に行っていく意向を表明。J-HOPEがその先陣を切った。

 「MORE」は、今月15日に発売されるJ-HOPEのファーストソロアルバム「Jack In The Box」から先行リリースされた。曲のジャンルはオールドスクール・ヒップホップで、新たな挑戦を始めたJ-HOPEの覚悟が込められている。情熱、野望、欲望などを直感的に表現しながら、世界に向けて多様な姿を見せたいという抱負を歌った。

 J-HOPEならではのリズミカルなフロー(ラップ)とシャウトが特徴だ。

 ミュージックビデオ(MV)も公開された。MVにはJ-HOPEの内面を象徴する箱が登場する。箱の中にオフィス、音楽練習室、病室、家があり、J-HOPEがこの四つの空間を行き来しながら自我を表現している。

 所属事務所のビッグヒットミュージックは「J-HOPEはこれまでの枠を壊して今後歩んでいく道に対する悩みと情熱を『Jack In The Box』に込めた」とし、箱を開けると人形などが飛び出す「びっくり箱」を意味するアルバムタイトルのように、今まで見せたことのない新たな魅力を披露すると説明した。

ホーム TOP