トラベル
全羅南道を代表する旅行商品「南道一周」が人気
全羅南道は、代表的な旅行商品である広域循環バス「南道一周」が、新型コロナウイルス感染症によるソーシャル・ディスタンス(社会的距離)の確保措置解除を受けて運行再開となり、問い合わせの電話が殺到し、一部路線は数日で完売するほど人気を集めている、と5月13日発表した。 5月7日に再開した南道一周は、光陽・拜謁島公園、谷城・道林寺、康津・白雲洞園林、求礼・泉隠寺、長城・祝霊山ヒノキの森などのヒーリングコースや非対面観光地、国連世界観光機関(UNWTO)が選ぶ「最高の観光村(ベスト・ツーリズム・ビレッジ)」に認定された新安・パープル島をはじめ、木浦・海上ケーブルカー、順天湾国家庭園などホットプレイスコースなどを厳選し、構成されている。
光州U・SQUARE(ユースクエア)や光州松汀駅を出発するため、他地域からやって来る観光客も気軽に利用することができ、人気を集めている。 各観光地ごとに、その地域の文化観光ガイドが面白い説明や案内をすることで、観光客らに各観光地の歴史や文化を簡単に理解してもらえるようにしている。 全羅南道のパク・ヨンハク観光課長は「日常回復、全羅南道訪問の年による観光需要に歩調を合わせ、割引販売など積極的なマーケティングを繰り広げる計画」とした上で「海、島、芸術、ヒーリングなど、全羅南道の特化されたテーマで、記憶に残り、また来たいと思ってもらえる旅行になればと思う」と語った。 南道一周は新型コロナウイルス感染症が拡大する前、年間平均2万5000人ほどが利用するなど、旅行者の間でとても人気を集めていた、全羅南道を代表する名品旅行商品だ。パク・サンス記者