【NEWSIS】パク・チャヌク監督の映画『別れる決心』が第75回カンヌ国際映画で監督賞を受賞した。

 カンヌ国際映画祭コンペティション部門進出作19作品の一つに名前をあげた『別れる決心』は28日(現地時間)に行われたカンヌ国際映画祭閉幕式で監督賞を贈られた。パク・チャヌク監督がカンヌで受賞したのは今回で3回目だ。同監督は2004年に『オールドボーイ』で審査員特別グランプリを、2009年に『渇き』で審査員賞を受賞した。

 
 パク・チャヌク監督は「新型コロナ時代を迎え、我々人類は国境を高くした時もあったが、一つの恐怖と憂いを共有もした」「映画も映画館の客足が途絶える時代を経験したが、それだけに映画館がどれほど大切な場所なのか、私たち全員が気付くきっかけにもなった」と述べた。

 そして、「私たちがこの病気に勝つ希望と力を持っているように、私たちの映画も、私たち映画人たちも、映画館を守りながら映画を永遠に守り抜くと信じる」と付け加えた。

 パク・チャヌク監督はまた、「あらゆる支援を惜しまないCJと李美敬(イ・ミギョン)CJグループ副会長、脚本家チョン・ソギョン氏をはじめとする多くのファミリーの方々に感謝の言葉を伝えたい。そして何よりも(出演者の)パク・ヘイルさんとタンウェイさんの2人に贈る私の愛は何とも言い難いほどで、詳細な説明は省略したい」と話した。
◆【写真】パク・チャヌク監督「監督賞」受賞=第75回カンヌ国際映画祭
ソン・ジョンビン記者

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