【ソウル聯合ニュース】韓国のパク・チャヌク監督の新作映画「別れる決心」(原題)が192の国・地域に販売された。配給会社のCJ ENMが24日、伝えた。

 北米や英国、トルコ、インドなどに映画を配給する会社をはじめ、フランスやドイツなどの配給会社が購入した。フランスでは韓国と同じ6月29日に封切られる。

 「別れる決心」は山中で起きた変死事件を捜査することになった刑事のヘジュンが、被害者の妻ソレに会って疑いと関心を抱くことから始まる物語。韓国の俳優パク・ヘイルがヘジュンを、中国出身の女優、湯唯(タン・ウェイ)がソレを演じた。パク監督が6年ぶりに手掛けた長編の韓国映画で、23日に第75回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で世界初上映された。

 同部門には日本の是枝裕和監督による初の韓国映画「ベイビー・ブローカー」も出品されている。この作品は171カ国・地域に販売された。一方、2019年のカンヌ映画祭コンペティション部門で最高賞「パルムドール」を受賞したポン・ジュノ監督の韓国映画「パラサイト 半地下の家族」は、205カ国・地域への販売実績を持つ。

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