【ソウル聯合ニュース】韓国女性グループのａｅｓｐａ（エスパ）がＫ―ＰＯＰガールズグループとしては初めて、米誌タイムから「ネクスト・ジェネレーション・リーダーズ」に選ばれた。所属事務所のＳＭエンタテインメントが１３日、伝えた。

　タイムは毎年、トレンドセッター（流行をいち早く取り入れる人）と先駆者を「ネクスト・ジェネレーション・リーダーズ」として選ぶ。同誌はａｅｓｐａが仮想と実際を結びつける新たな取り組みをしているとし、実験的ながら音楽産業にとって欠かせない次の段階だと評価した。

　２０２０年１１月にデビューのａｅｓｐａは「メタバース・ガールズグループ」をコンセプトに、デビュー曲「Ｂｌａｃｋ　Ｍａｍｂａ」から「Ｎｅｘｔ　Ｌｅｖｅｌ」「Ｓａｖａｇｅ」まで３曲を立て続けにヒットさせた。　メンバーは仮想空間（メタバース）でそれぞれの分身のアバターを持ち、活動している。ａｅｓｐａは「メタバースの世界観はＳＭエンタテインメントとしても新しい概念だったため、最初は心配もあった」と明かした。だが、ファンは単にａｅｓｐａの歌を気に入るだけでなく、世界観を伝える動画とコンテンツも楽しんでくれているという。　ａｅｓｐａは「私たちの目標はメタバースという概念が普遍化し、ファンのみなさんと人々がメタバースの概念をより受け入れやすくなるようにすること」とコメントした。