男性アイドルグループBTS(防弾少年団)のメンバー、ジミン(JIMIN、26)=本名:パク・ジミン=が健康保険料を滞納し、自身が所有する高級マンションを差し押さえられていたことが分かった。所属事務所は、海外でのスケジュールが多く滞納していたことを認知できていなかったが、滞納の事実を確認してすぐに滞納額全額を納付した、と明らかにした。

 

 ニュースメディアのビズ韓国が24日に報道したところによると、国民健康公団竜山支社は今年1月25日、ジミンが所有するマンション「ナイン・ワン(NINE ONE)漢南」の物件を差し押さえたとのことだ。ジミンは昨年5月、このマンションの89坪型(専用面積244.35平方メートル、供給面積293.93平方メートル)を59億ウォン(現在のレートで約6億円)でローンを組むことなく購入したという。

 登記簿謄本には「差し押さえ」という表記が、権利者には「国民健康保険公団」と書かれていた。差し押さえ登記は3カ月後の先月22日、ジミンが健康保険料を完納したことで抹消された。差し押さえ期間中、国民健康保険公団はジミンに4回、差し押さえ登記を発送したとのことだ。

 国民健康保険公団のホームページによると、健康保険料が未納(地域加入者3カ月、法人と職場加入者1カ月)になると督促告知書が発送され、それでも支払がなければ滞納処分承認後に不動産・自動車・債権などの資産を差し押さえることになっている。

 これに関して、BTSの所属事務所ビッグヒット(BIGHIT)ミュージックや所属レーベルのハイブ(HYBE)は同日夜、見解文を発表し、ジミンの健康保険料滞納は所属事務所の「過失」により発生したことを明らかにした。

 BIGHITミュージックは「アーティストの家に届いた郵便物を会社が一次的に受け取り、アーティストに渡す過程で、一部の郵便物に対する錯誤により欠落が発生した」と説明した。そして、「ジミンは昨年末から続いていた海外でのスケジュールや長期休暇、その後の海外日程などで滞納していたことなどを認知できていなかったが、これを認知してすぐに滞納額を全額納付し、現在、本事案は終結した状態だ」としている。

キム・ソジョン記者

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