【NEWSIS】濱口竜介監督の映画『ドライブ・マイ・カー』が韓国で静かに疾走し、長くヒットを続けている。

 昨年12月23日公開の『ドライブ・マイ・カー』は1月31日現在、通算観客動員数5万174人を記録している。(2月1日、映画館入場券統合ネットワーク調べ)

 濱口監督はこの日、観客数5万人突破を記念し、韓国の輸入会社を通じてコメントを伝えた。

 濱口監督は「新型コロナウイルス感染症によってつらい時期が続く中、どうか健康に気を付け、安全に映画館で鑑賞していただきたい」とし、「この映画が気に入られた方は、周りの方にも推薦していただいて、2度3度と見てくださると本当にうれしい。楽しく見ていただきたい。感謝しています」とコメントした。

 『ドライブ・マイ・カー』は、2014年に出版された村上春樹の短編集『女のいない男たち』に収録された同タイトルの短編小説を映画化した作品だ。妻の死で心の傷を抱えた演出家兼俳優の家福悠介(西島秀俊)が、専属ドライバーの渡利みさき(三浦透子)と出会い、生きる力を回復していく物語だ。

 『ドライブ・マイ・カー』は3月27日に開催予定の第94回アカデミー賞で国際長編映画賞にノミネートされている。

イ・ジェフン記者

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