【ソウル聯合ニュース】撮影中に動物虐待があったとして物議を醸している韓国公営放送局KBSの大河ドラマ「太宗イ・バンウォン」の22、23両日の放送が休止されることが分かった。番組関係者が21日、伝えた。
 
 この関係者は、旧正月(今年は2月1日)前の29日と30日に放送予定だったスペシャル番組も休止する計画だと述べた。

 同ドラマは、落馬シーン撮影のため馬の脚にワイヤーを結んで無理やり転倒させたとして動物虐待との批判が広がった。この馬は撮影の1週間後に死亡したことが明らかになっている。 KBSは「責任を痛感する」として謝罪したが、批判の声はやんでいない。 青瓦台(大統領府)の国民請願掲示板にも番組の打ち切りを求める請願が寄せられ、21日午前11時半までに約4万人が賛同。コ・ソヨン、キム・ヒョジン、コン・ヒョジンなど人気芸能人もSNS(交流サイト)への投稿などで怒りをあらわにした。 KBSのホームページやオンライン動画配信サービス(OTT)などは現在、問題のシーンが含まれる第7話の公開を見合わせている。

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