【ソウル聯合ニュース】韓国の公共放送ＫＢＳが行っている海外向けラジオ放送、ＫＢＳワールドラジオは２０日、リスナーを対象としたアンケート調査の結果、人気グループのＢＴＳ（防弾少年団）が２５．０％の支持を得て「今年の歌手」１位に選ばれたと発表した。

　アンケートは先月２２日から今月６日まで実施され、２０８カ国・地域から１２２万５７７４人が参加した。

　ＢＴＳは２０１６年から６年連続で「今年の歌手」１位となった。

　また、「今年のボーイズグループ」１位に選ばれたほか、ＢＴＳのヒット曲「Ｂｕｔｔｅｒ」「Ｐｅｒｍｉｓｓｉｏｎ　ｔｏ　Ｄａｎｃｅ」「Ｄｙｎａｍｉｔｅ」がそれぞれ「今年の歌」の２位、４位、５位を記録した。

　ＴＷＩＣＥ（トゥワイス）は支持率３６．８％で「今年のガールズグループ」首位に立った。「今年の歌」ではＴＷＩＣＥの「Ａｌｃｏｈｏｌ－Ｆｒｅｅ」がＢＴＳの「Ｂｕｔｔｅｒ」を抑え１位を獲得した。

　「今年のソロ」には歌手で女優のＩＵ（アイユー）が選ばれた。

　大衆文化評論家のキム・ヨンデ氏は、Ｋ―ＰＯＰが世界的な人気を集める秘けつとして優れたパフォーマンスを挙げ、「今後はＫ―ＰＯＰにメタバース（仮想世界）やＮＦＴ（非代替性トークン）のような新技術を組み合わせ、一つの複合産業としてさらに成長するとみられる」との見方を示した。