ハイト眞露がフランス、オランダ、ドイツなど欧州20カ国・地域で焼酎「チャミスル」のPRを実施している。

 ハイト眞露は、緑色の瓶に対する海外の消費者たちの関心を誘発するためのPR方法を模索し、ラッピング広告を企画。米国やシンガポールなど、さまざまな国・地域で手掛けている。ラッピング広告がチャミスルのブランド認知度アップに効果的だと判断し、欧州でも実施したというわけだ。
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 欧州を走るラッピングトラックは、昨年6月からおよそ2年間運営予定で、計4台のトラックが1週間におよそ2400キロ、2年間で25万キロ走行する。ラッピングトラックは、チャミスル2種とエイスルシリーズ(グレープフルーツエイスル、スモモエイスル、マスカットエイスル、イチゴエイスルなど)4種をカラフルにデザインし、遠くからでもよく目につく。特に、好みに合わせて味や色を選んで飲むことができる商品だということをPRしている。

 今年上半期、ハイト眞露の欧州市場への焼酎輸出額は前年同期に比べ80%増加するなど、急激な成長を遂げている。家飲みトレンドの拡大により、度数が低く甘いリキュールを好む若者たちの需要が増えた点が、売り上げ増加につながった。

 ハイト眞露海外事業本部のファン・ジョンホ総括常務は「欧州の消費者たちにK焼酎を広め、韓国の酒の優秀性を積極的に広報していく」とした上で「韓国を代表する酒類メーカーとして、焼酎の世界化をリードし、眞露がグローバル・ブランドとしてしっかり定着できるよう、消費者の多角化に注力する方針だ」とコメントした。

キム・ギョンヒ記者

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