【NEWSIS】SMエンターテインメントの役員を務めているBoAが今年、ストックオプションで1億ウォン(現在のレートで約971万円。以下同じ)台の収益を上げた。ストックオプションとは、企業が社員や役員に対し、一定数量の自社株式を一定の価格で購入できる権利を与える制度。

 28日、金融監督院の電子公示システムによると、SM非登記理事を務めるBoAはストックオプションで受け取った6000株のうち754株を今月7日に7万6106ウォン(約7391円)で処分した。

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 これに先立ちBoAは、今年8月にも4046株を6万2494ウォン(約6069円)で処分した。これによりBoAは、2度のストックオプション行使で合計1億556万ウォン(約1025万円)の収益を得た。

 先にSMは2018年3月、BoAをはじめとする役員および社員合わせて165人にストックオプション43万2000株を付与した。前日の株価基準でSMの株価は8万3100ウォン(約8070円)なので、ストックオプション行使価格は2倍近く上がったわけだ。

 BoAと同じくSMの非登記理事を務めるH.O.T出身のKangtaも、ストックオプションで6000株を受け取ったが、まだ行使はしていないといわれる。

 このところ、韓流ブームと共に「ウィズコロナ」でオフライン公演の再開に対する期待感が続いており、SMをはじめとする主な韓国エンターテインメント会社の株価は急騰している。

 今月に入ってSMの株価は20%ほど上昇した。時価総額2兆ウォン(約1942億円)台も目前になった。

イ・ジェフン記者

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