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Netflix、『イカゲーム』の価値は1兆ウォン超と評価
【NEWSIS】動画配信サービス大手Netflix(ネットフリックス)は、オリジナル・シリーズ『イカゲーム』で創出する価値が9億ドル(約1兆800億ウォン=約1040億円)に迫るほどだと自ら評価していることが、米国の通信社ブルームバーグが入手した資料により分かった、と米国のビジネスや技術ニュースの専門ウェブサイト「ビジネスインサイダー」が17日(米国時間)報じた。
この資料によると、『イカゲーム』の制作費は1話当たり平均240万ドル(約2億7000万円)で、総額2140万ドル(約24億7700万円)に達するという。このような制作費は、Netflixがヒットを飛ばした別のドラマの制作費の平均に比べ大幅に少ない。
◆【写真】イ・ジョンジェ&パク・ヘスら、信頼できる俳優たち=『イカゲーム』
『イカゲーム』はNetflix史上、視聴者数が最も多い大ヒット作で、およそ1億3200万人が最低2分以上視聴した。こうした視聴率は、『イカゲーム』に先立ち、最も視聴者数が多かったドラマ『ブリジャートン家』の総視聴者数8200万人を大幅に超えるものだ。
Netflixの内部文書によると、『イカゲーム』の「影響力価値」は8億9100万ドル(約1016億6000万円)に達するという。影響力指数は、ドラマが新規加入者を誘致して既存の加入者を維持する程度を計算したものだ。
『イカゲーム』の1話当たりの平均制作費240万ドルは『ザ・クラウン』の1300万ドル(約15億円)、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の1200万ドル(約13億8800万円)に比べ大幅に少ない。
カン・ヨンジン記者