グルメ
わが国のものがいい! 韓国のランドマークや伝統要素を用いた商品が人気
昨年韓国観光公社のPR映像が人気を集め、韓国的なものが世界的で、クールだという認識が広まっている。これを受け、食飲料業界では韓国のランドマークや伝統要素をデザインしたパッケージで消費者の攻略に乗り出している。
◆セブンブロイ、漢江の夜景をパッケージにデザインした「漢江ビール」
韓国で初めてクラフト・エールビールを売り出したクラフトビールメーカー、セブンブロイが昨年缶ビールとして売り出した「漢江ビール」は、商品名の通り、漢江の夜景をパッケージにデザインしている。
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ハングルのクラフトビール印章マークも目を引く。最も韓国的なクラフトビールを標榜し、ハングルを現代的に再解釈したマークで、セブンブロイの商品でしか見られない。「漢江ビール」は麦芽をベースにソフトで細かい泡が特徴だ。麦芽の甘みとオレンジピールのさわやかさで清涼感を一段と増している。
◆ロッテ七星飲料、「チョウムチョロム」ペットボトル商品を韓国の趣と感性を込めたパッケージにリニューアル
ロッテ七星飲料は、焼酎「チョウムチョロム」のペットボトル商品を韓国の趣と感性を込めたパッケージにリニューアルした。
新たにリニューアルした「チョウムチョロム」ペットボトル商品は、「チョウムチョロム」の代表的な特徴である「やわらかさ」と「韓国を代表する焼酎」のイメージを表現するために、やわらかい韓国の曲線美、素朴さ、清潔感がよく表れた伝統陶器類をデザインの参考にし、パッケージに採用した。透明な商品パッケージ、白いトーンの商品ラベルに続き、瓶のふたも既存の焼酎類とは異なりシルバーグレーに変え、色感の連続性をプラスし、やわらかい商品イメージを強調した。
◆アルムドゥレ、韓国を象徴するイラストを包装紙に使用した伝統茶セット
韓国のお茶製造・流通メーカー自然物語が手掛けるブランドのアルムドゥレは、韓国を象徴するイラストを包装紙に使用した伝統茶セットを売り出した。K-POP、訓民正音、瞻星台など、韓国を代表するさまざまな文化を表現したデザインで製作された。
商品は、韓国人なら誰もが好きそうな菊花茶、キキョウ茶、ゴボウ茶、ナタマメ茶など、12種からなるさまざまな伝統茶で構成されている。飲み方も簡単で、異色の包装によりギフト用として人気が高い。
ソ・ミヨン記者