【NEWSIS】米国ニューヨークで開かれた国連総会へ韓国大統領特別使節団の資格で出席した防弾少年団に、韓国政府が費用を支払わなかったという疑惑が持ち上がっている。

　これを受けて文化体育観光部（省に相当。以下同じ。文体部）は、所属機関の海外文化弘報院（海文弘）を通して支払いを行うものとした事項で、事前に協議していたと反論した。

◆【写真】米ABCとのインタビューに臨む文大統領＆防弾少年団

　文体部関係者は30日「今回の海外スケジュールで防弾少年団が使った航空運賃、宿泊費、食費、現地交通費などの費用全般は海文弘で清算して支払いを行うということで、事前に防弾少年団側と協議を終えていた」と伝えた。

　その上で「海外で韓国の立場を高めた防弾少年団には非常にありがたく思っている」とし、「費用を支払わないというのは話にならない」と付け加えた。

　これに先立ち、保守系最大野党「国民の力」所属で国会国防委員会の委員を務めるチョ・ミョンヒ議員が、外交部から提出を受けた「国連総会出席関連支出費用内訳」を根拠に、韓国政府が防弾少年団に旅費を一切支払わなかったと暴露していた。

イ・ヒョンジュ記者